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音の欲望

情報元
ScienceShot: Sex, Drugs, but Not Rock 'n' Roll

先日に続いて音楽の科学です。前回、ジャズの演奏で脳内の言語野が活性化しており、話しかけているのに近い状態になるという話を紹介しました。一流の演奏者が演奏すれば多くの人は言葉でなくても演奏者のメッセージを感じ取れるものです。たぶん。でも中には(約1%の人)それがまったく感じ取れない人というのがいるということがわかりました。この人たちは食欲、性欲、運動などに対しては喜びを感じるのに、音楽に対してだけ感じないのです。別に耳が聞こえないとか、音を感じ取れないとかではなく、単に音楽に価値を見いだせないという人たちです。
普通の人と音楽に価値を見いだせないという人たちに最近の音楽を聞かせて、つまらないか楽しいかを点数で表現してもらうと、音楽が好きな人は高い点数を付けますが、価値を見いだせない人は低くなります。でもボタンを早く押せば押すほど多くのお金を与えるというテストをすると、音楽に価値を見いだせない人でも早く押し、お金には価値を見出しているという結果が得られました。
以前から精神医学の世界ではあらゆるものに対して欲が出ないアンヘドニアと呼ばれる症状が知られていましたが、今回は特定の物に対してのみ欲がでなくなるというものです。今後、脳科学などでも報酬を与えて反応をみるという実験は行われるので、こういった分野にも影響を与えそうです。

ちなみに皆さんはどうですか?気になったらここをチェック!

元の論文
Dissociation between Musical and Monetary Reward Responses in Specific Musical Anhedo
Current Biology, 06 March 2014
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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