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自己治癒能力を持ったプラスチック

情報元
New Chemical Blend Helps Plastic Heal Itself

人はちょっとした怪我をしても、血液が必要な物質を持ってきてくれて、自己治癒能力で勝手に治っていきます。しかし、プラスチックだろうとなんだろうと無生物は傷が勝手に埋まることはありません。最近そんな常識を打ち破ろうとしている人たちがいて、穴が空いても勝手に治るプラスチックの開発が進んでいます。今回は1cmくらいの穴なら埋められるプラスチックが完成しました。

方法としては、血管を模した2本の細いキャピラリーを、混ざると固体と半固体構造を形成する有機物で満たし、それをプラスチックの中に埋め込むというものです。これにより、穴が空いた場合、この2つの有機物が混ざり、ゲル化して穴を埋めます。その後時間と共にポリマー化し、硬くなります。ここで重要なのはすぐにゲル化とポリマー化の2ステップがあるというところ。すぐにポリマーになってしまえば大きな穴は直せないし、ゲル化しかしなかったら十分な強度が得られません。キャピラリーの中に入れておく有機物を変えれば、硬化時間等をコントロールして色々な大きさの穴を埋められるというわけです。

将来的には飛行機の翼などに使えば、飛行中に翼に傷が入っても勝手に治っていくので、安全性が増すだろうと言っています。これまでのロボットアニメや映画では、体に傷が付いても自己治癒能力のような力で直すという描写をしているのは非常にまれです。もしかしたら今後ロボットも自己治癒能力を装備し始めるかもしれません。万が一映画ターミネーターのように、ロボットが反逆する世界がきたら、自己治癒能力を持ったロボットを相手にするのは厄介ですが。

元の論文
Restoration of Large Damage Volumes in Polymers
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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