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クシクラゲはエイリアン?クシクラゲのゲノムは謎に満ちていた

情報元
Jelly genome mystery

クシクラゲはクラゲと名前は付いていてもクラゲとは別の生き物です。今回、この生物のゲノムおよび遺伝子発現を調べると、他の生物にはない特徴だらけであることが分かりました。

まず、通常の動物で見られるような免疫、発生、神経系の機能に関わる遺伝子が存在しないのです。これまで、クシクラゲの神経は光や獲物の感知や運動ができることから、他の動物と共通の祖先から枝分かれしてきたんじゃないかと考えられてきたのですが、ゲノム配列から考えると他の動物との近縁ではないようでした。他のクシクラゲ類の生物の遺伝子発現を見ても、他の動物で見られるmiRNAがなく、やはり特殊な生物であることを支持していました。特に神経系は特殊で、神経伝達物質がわずか1つまたは2つしかありませんでした(通常主要なもので10個くらいある)。ただし、未知の神経伝達を利用している可能性はあるとのこと。さらに通常の神経の遺伝子と特殊な神経の遺伝子の両方が認められることから、共通の祖先から枝分かれした後、クシクラゲの神経はもう一度独自の進化を遂げたのではないかとのこと。

本気か冗談か分かりませんが、natureに対して著者はクシクラゲはエイリアンじゃないかとも言っています。あまりにも他の動物と違う部分が多いので気持ちは分かります。でも、共通の祖先なんて存在せず、一度に複数の生命が誕生したという説のほうが現実味はあると思う。クシクラゲにも脳っぽいものがあるみたいだから、特殊な神経でどんな脳ができているのか興味深いですね。深海とかにはこの世のものとは思えない生物もたくさんいますから、たとえクシクラゲがエイリアンでなくても深海にはエイリアンの子孫がいるかもしれません。

Pleurobrachia_1400pix.jpg
(写真は情報元の記事より。ゲノムも見た目もエイリアンっぽいクシクラゲ。)

元の論文
The ctenophore genome and the evolutionary origins of neural systems
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