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カロリーを消費する新しい方法

情報元
A New Way to Burn Calories

皆さんは体重って気にしてますか?見た目だけじゃなく、肥満や糖尿病予防のためにも適切な体重を維持することは重要なことです。ただ問題は、簡単には脂肪は減らないということ。なるべく簡単に脂肪を減らしたいという人は多いのではないでしょうか。今回、体を運動したときのように錯覚させ、脂肪燃焼を促進する方法が明らかになってきました。

脂肪細胞には褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞があります。褐色脂肪細胞は熱を作り出し、生きるために必要なもので、白色脂肪細胞はエネルギーの貯蔵庫として働きます。そのため、ダイエットをしたい人にとっては脂肪の中でも白色脂肪細胞が敵となります。実は白色細胞は褐色脂肪細胞っぽくなることができ、ベージュ脂肪細胞なんて呼ばれたりします。そのためベージュ細胞を増やすことができたら、ダイエットが簡単になるのです。これまでに知られているベージュ細胞になるための引き金となるのが、個体を寒い環境に置くことです。寒いところにいるとIL-4やIL-13を通して免疫細胞であるマクロファージが活性化するのですが、これがベージュ細胞作りには重要です。他にも運動をすることでPGC1α4というタンパク質が筋肉で増え、ベージュ細胞作りに関与しているものの、具体的なメカニズムは不明でした。

今回の研究ではPGC1α4のターゲットとしてMetrnl(Meteorin-like)というホルモンを同定しました。個体を寒い環境に置く、または運動をさせるとMetrnlが作られることも確認できました。Metrnlを多く作らせると糖に対する耐性がつき(糖尿病に強くなる)、体重も少し減っていました。他にもIL-4などの発現が増え、マクロファージも増えていました。またMetrnlを中和する抗体を使うと、寒い環境においてもベージュ細胞は作られず、Metrnlが重要な働きをしていることが分かりました。

今回取り上げた論文はcellに掲載されたものですが、同じ号にもう一報ベージュ細胞に関わる論文が報告されていたので、こちらも取り上げます。うまくいけばMetrnlを投与することで肥満や糖尿病の予防や改善になるかもしれませんね。

元の論文
Meteorin-like Is a Hormone that Regulates Immune-Adipose Interactions to Increase Beige Fat Thermogenesis
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