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腸内細菌ダイエット?

これまでも何度か書いたことがありますが先進国では肥満は大きな問題になっています。多くの方がダイエットに挑戦した経験があるかと思いますが、痩せるというのはなかなか大変なこと。人によって痩せやすい、痩せにくいという体質があり、それはエピジェネティックな遺伝やマイクロバイオームなど様々な因子によって決まります。今回、組換え大腸菌を使って痩せやすいマウスの作製に成功しました。

今回作った細菌はNAPEsという化学物質をつくる大腸菌を使いました。NAPEsは食事をすると小腸から放出され、ホルモンのように働き食欲を抑えます。今回はこの大腸菌をマウスに水と共に8週間飲ませ、高脂肪食を与えました。すると、組み換え大腸菌を飲ませたほうは、食事量、脂肪、インスリン耐性、脂肪肝などは減っていることが確認できました。このような効果は組み替え大腸菌の投与をやめてから4週間程度持続したそうです。さらに肥満のモデルマウスにこの大腸菌を投与すると体重の増加を阻害できました。

腸内細菌に特定の化学物質を作らせるというのは面白いアイデアではないかと思う。この方法なら長期間特定の化学物質を投与し続けるというのが非常に簡便になると思う。ただ、痩せるためなら組み換え大腸菌を使うのは色々問題だろうし、やせやすい人の腸内細菌を移してしまったほうが早いのではと思うけど。自然発生的に目的の化学物質を作るような生物を作れば価値があるかも。

元の論文
Incorporation of therapeutically modified bacteria into gut microbiota inhibits obesity
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