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文系遺伝子、理系遺伝子は存在する?

皆さん好きな教科は何ですか(何でしたか)?このブログを見ている人は科学に興味がある人たちでしょうから、理科とかでしょうか。高校などでは文系クラスと理系クラスに分けたりしますが、その人たちに遺伝的な差はあるのでしょうか。実際のところ、理系の家系や文系の家系というのもあったりします。今回、そのようなことを調べる研究がされ、読解能力に必要な遺伝子は計算能力にも必要であることが判明しました。

今回の実験にはイギリスに住む12歳の双子(一卵性も二卵性も含めている)を含めた2800組の協力の下行われました。双子のDNAセットと読解テスト、計算テストの結果を比較すると、何千ものDNAのわずかな違いが子供の能力の形成に影響を与えていました。さらにその半分以上が読解、計算の両方に重要なものであることが示唆されました。

この結果を見る限り、読解能力と計算能力に影響を与える遺伝的要因の大半は共通のようです。もちろん残りの一部の遺伝的要因が片方のスキルにのみ影響を与えていて、文系あるいは理系の家系というのが出来上がる原因なのかもしれません。今回の研究ではklothoの時のようにどの遺伝子がどのような影響を与えているかというのを見ているわけではなく、学習能力に影響を与えるところはたくさんあり、遺伝と学習能力には非常に複雑な関係があることを示しています。これは失読症のような学習障害を理解するうえで重要になるでしょう。優生学の危険性をはらんではいますが、学習における遺伝的影響というのは無視できない可能性があるので、しっかりと理解し、その人に合った学習方法を提供できるようにしたいものです。

元の論文
The correlation between reading and mathematics ability at age twelve has a substantial genetic component
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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