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喘息の症状が一日の間に変化するわけ

ぜんそくなどの肺の病気の一部はその日の時間によって良くなったり悪くなったりする傾向があります。しかし、なぜこのようなことが起きるのかはよく分かっていません。今回、マウスの肺の中ではバクテリアの毒に対する免疫応答は体内時計で制御されていることが分かりました。

今回明らかになったのはクララ細胞という気管支にある細胞です。この細胞は好中球と呼ばれる免疫細胞をケモカインを介して肺にリクルートしていて、時計遺伝子の一種のbmal1が働かなくなるとケモカインがリズミックに作られなくなり、好中球は肺にリクルートされず、の感染に対する応答は弱まってしまいました。ちなみに好中球のリクルートは夜明けごろにピークを迎えていました。bmal1ノックアウトマウスでは、免疫抑制効果のあるグルココルチコイドを使っても、その効果が減っていました。

慢性的な肺の炎症は体内時計が狂うことによって起きている部分があるかもしれないと筆者は言っています。今回は肺を対象にしていましたが、他の組織には何かしら影響を与えるのかもしれません。脳内の免疫細胞とよばれるグリア細胞も何かしらの影響を時計遺伝子から受けているのかもしれません。

元の論文
An epithelial circadian clock controls pulmonary inflammation and glucocorticoid action
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テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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