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細胞の掃除屋さん

皆さんは部屋をきれいにしているでしょうか。日ごろから掃除をしていないとあっという間に汚くなってしまいます。掃除を始めても捨てようかどうか迷っているとぜんぜん終わりません。掃除が必要なのは部屋だけでなく、人の体も同じです。では体内のゴミとそうでないものはどうやって見分けているのでしょうか。今回そんな疑問に対する論文が発表されました。

今回発見されたのはTAM受容体チロシンキナーゼというもの。これにはAxlとMerの2種類があります。この両者は、死んだ細胞の表面に取り付いたタンパク質を認識して、処理するという目印をつけます。ただ、Merは免疫抑制などの正常な条件のもとだけで働き、免疫寛容誘導性受容体として死細胞を除去しています。Axlは炎症誘発刺激によって発現が誘導される免疫応答受容体で、死細胞の除去作業を引き受けていることが明らかになりました。

今回の発見は自己免疫疾患の治療に非常に重要になります。最初に出した部屋の掃除にたとえるなら、Merは自分で掃除しようというもので、Axlはお客さんが来るから掃除をしようという気持ちみたいなものかな?

元の論文
Diversification of TAM receptor tyrosine kinase function
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