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腕が浮き上がる不思議の科学

情報元
The science of the floating arm trick

突然ですが、ドア枠のところに立って30秒くらい手の外側で枠を押すように力を入れてみてください。その後力を抜いて普通に立っているだけでも、まるで腕が浮き上がるような感覚が得られます(情報元の記事に動画もあります)。これは意識的に筋肉を収縮させつづけたことで、脳が無意識に筋肉を収縮させてしまうことにより起きており、Kohnstamm現象と呼ばれているそうです(Kohnstamm は人名)。さて今回、この無意識の筋収縮を意識的に止めた(ギュッと腕を体にくっつけた)時に脳内ではどのようなことが起きているのかが調べられました。

意識的に無意識の筋収縮を止めている時、どのようにして無意識の筋収縮が止まるかには2つの理論がありました。一つは脳が無意識の腕を持ち上げるという信号が出ると同時に、腕を閉じろという信号を出しているという理論ともっと神経系の上流で腕を持ち上げるシグナルを止めているという理論です。今回、39人の人の協力のもと、Kohnstamm現象が起きているときの脳と筋肉の活動を調べました。そしてどうやら後者が正しいようで、腕を上げる信号は筋肉に届く前にブロックされているということが分かりました。

パーキンソン病などでは無意識に体が動いてしまうことがあるため、無意識の体の動きや神経での制御を理解するというのは、神経関連の病気の理解や対処に重要なことであると言えます。私の場合、気が付くとお菓子に手が伸びてしまいます。これもきっと無意識の筋収縮によるものに違いない。

元の論文
Using voluntary motor commands to inhibit involuntary arm movements
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