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豆が小麦と地球を救う

社会にはいろいろな問題がありますが、二酸化炭素の排出量の増加や世界的な人口増加というのは大きな問題となっています。この二つの問題をもしかしたらコムギが救う救世主となる可能性が出てきました。

ご存じのとおり、コムギはパンや麺に使われ、世界的にも人気の高い食料源です。現在の農法では、コムギの単作あるいはコムギと休閑のサイクルによる栽培(2年の栽培と1年の休閑で1サイクル)が行われています。休閑期は力を回復させるため,一定期間作物の栽培をやめることで、複数回の耕運(壌を耕し、雑草が生えないようにする)が必要になってきます。しかし、耕運には大量の化石燃料が必要で、耕運によって土壌有機物が減るため、この栽培法が、環境に深刻な影響を及ぼしています。

今回、この問題をどうにかできないかと、さまざまなコムギ栽培法による二酸化炭素排出量を調べる研究が行われました。その結果、休閑期の頻度を減らし、窒素固定を行うレンズマメなどの穀実用マメ科作物を輪作(同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を何年かに1回のサイクルで作っていくこと)に加えることで、コムギ栽培による二酸化炭素排出量を減らし、大気からの二酸化炭素の吸収が大気中への排出を上回るようにできる可能性が示されました。

今回の内容は要するに休閑期の耕運代わりに窒素固定をするマメ科の植物を植えれば、土が耕されて地力も上がるし、二酸化炭素の排出も抑えられるだろうってこと(多分)。コムギに休閑期をいれること自体は割と普通に行われていますが、特にレンズマメとの輪作は効率が良いようです。

元の論文
Improving farming practices reduces the carbon footprint of spring wheat production
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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