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なぜストレスは心臓に良くないのか

ストレスは体に良くない。当たり前すぎていまさら何を言っているんだと思うかもしれませんが、なぜ良くないのでしょう?どうしてよくない効果が起きるのでしょうか。脳(心)と免疫に関係があると思われますが、詳しくは分かっていません。そこで今回慢性ストレスが造血幹細胞にどの様な影響を与えるかを調べました。

まず人の生死を決める極限状態に常に曝され、強いストレスを受けている集中治療室で働く人たちの血液を調べました。一週間ほどで血液中の白血球や好中球の数値が高く、造血幹細胞の活性が高くなっていました。マウスでも同様にストレスにより造血幹細胞の活性が高くなっていました。さらにメカニズムを調べると、交感神経が過剰のノルアドレナリンを放出し、ベータアドレナリン受容体を介してCXCL12(造血幹細胞のニッチを支えるタンパク質で、これが無くなると造血幹細胞の増殖・分化が始まる)を減らしていた。さらにアテローム動脈硬化を起こしやすいApoeノックアウトマウスを慢性的なストレスに曝すと、造血により動脈硬化が起きることが確認できた。

白血球や好中球の量を見ればストレスを感じているかどうか判別できるかもしれません。ストレス社会ですから、完全にストレスから逃れて生きるのは難しいです。できるだけ幸せな生活を送ってノルアドレナリンを過剰に出さずにいきたいものです。

元の論文
Chronic variable stress activates hematopoietic stem cells
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テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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