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紫外線でハイになる

夏が近づいています。紫外線の、日焼けの季節が近づいています。今回、紫外線を浴びると中毒になってしまうかもという報告がされました。

毛をそったマウスに紫外線を浴びせると血中のベータエンドルフィン(いわゆる脳内麻薬)が増えていました。しかもモルヒネを投与したときのように、ベータエンドルフィンが出ているために痛み等を感じにくい状態になっていました。マウスはオピオイド受容体(モルヒネなどの受容体。ベータエンドルフィンも受容する)が活性化すると、尻尾がピンと上方向に伸びる症状(straub tailと呼ばれる)が見られます。UVを照射しても同様なことが見られました。さらにナロキソン(麻薬やベータエンドルフィンの拮抗薬)を投与することで、痛みに対する反応やStraub tailも元通りになりました。またベータエンドルフィンの合成ができないノックアウトマウスではこのような症状は見られませんでした。

今回マウスに浴びせた紫外線の量は天気の良い日ならば普通に浴びる量です。天気の良い日に外を歩くと気持ちが良いものですが、それはおそらく紫外線によりベータエンドルフィンが作られているからなのでしょう。また、海などで日焼けをするときに、日を浴びている最中はあまり痛みを感じないけれど、あとで日焼けが痛くなるのは、ベータエンドルフィンにより無痛になっていたのが、日が落ちてから正常値に戻ったためでしょう。紫外線を浴びると気持ちよいだけでなく、ビタミンDの合成にも使われるため日に浴びることは良いのですが、過度に浴びれば発ガンのリスクが高まります。ほどほどにしましょう。

松崎しげる プロフィール
(紫外線中毒の患者。たぶん末期の状態。(松崎さん、ゴメンナサイ)

元の論文
Skin β-Endorphin Mediates Addiction to UV Light
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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