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胃の傷にピロリ菌が集まってくる

情報元
Injuries invite ulcer microbe

体内の細菌は免疫系などに対し体に良い効果をもたらすことがある一方で、ピロリ菌は胃潰瘍やガンの原因になることがあり害悪な場合もあります。ピロリ菌が胃の中にいると、傷ができ、胃潰瘍などになった時に回復が遅れる原因になります。ではどうして回復が遅れるのでしょうか。実はそれは胃などに傷があるとピロリ菌はそこに集まり、コロニーを形成して治療の邪魔をしていました。

今回の実験では麻酔をかけたマウスの胃の表面に小さな傷を付けました。すると、ピロリ菌は傷口に素早く集まり、ものの数分で治療の邪魔をし始めました。これは体の中でピロリ菌の感染の最初の段階がどうなっているかを示した初めての例です。その後観察を続けるとどんどん増殖しコロニーを形成しました。このような現象は胃潰瘍にみられるような大き目の傷の時も見られました。また、動けないピロリ菌や周りの環境変化を感じ取れないようにしたピロリ菌を投与しても、ピロリ菌に感染しにくくなっていました。

いまのところどうやってピロリ菌が傷を見つけてくるのかは不明です。もしかしたら食べ物を良く噛まずに飲み込み、わずかな傷がつくということでもピロリ菌が集まってくる可能性があります。

元の論文
Motility and Chemotaxis Mediate the Preferential Colonization of Gastric Injury Sites by Helicobacter pylori
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テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

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