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日焼け止めが海を汚染するかも

天気予報によると、これまで暑い日が続いていましたが今週から暑さは少しずつ和らいでいくそうです。皆さんはこの夏どんなことをしましたか?夏の行楽行事といえば海。海では太陽からの日差しだけでなく海からの照り返しもあり、非常に紫外線が強いです。UVを浴びてハイになるのも良いですが、皮膚がんの危険性もありますので多くの人は日焼け止めを使います。実はこの日焼け止めが海を汚染するかもという話が出てきました。

問題となるのは日焼け止めの中に含まれるTiO2やZnOというUVのフィルターとなる日焼け止め成分です。日焼け止めをつけた人が海に入ればこれらの成分が海水中に流れ込みます。そしてこれらの成分が強い紫外線によって過酸化水素を作り出してしまいます。過酸化水素は非常に強い酸化力を持ち、海水中の光合成プランクトンなどにダメージを与え、成長を阻害してしまいます。これにより、他の生物が食べられるプランクトンの減少で、海の生態系が大きく崩れてしまうかもとのこと。筆者たちによると、日焼け止め1グラムから地中海の人気のビーチであれば一日に4キログラムのTiO2が海に流れ出て、270nM/dayの割合で増える計算となり、その周辺の生態系に影響を十分に及ぼしうるとのこと。

個人的には海の海流によって希釈されるし、海の生態系を維持するような恒常性も当然あると考えられるので筆者が主張するほど深刻な問題ではないような気がします。もし、年々海水中の過酸化水素濃度が高くなっており、生態系に変化が見られるというデータがあれば憂慮すべき事態ですが。とはいえ、人は生きるために多少なりとも生態系に影響を与えます。恒常性が保てなくなるほどの影響を与えるのはまずいので、日焼け止めの過剰な使用を避けるのがエコというものでしょう。

元の論文
Sunscreens as a Source of Hydrogen Peroxide Production in Coastal Waters
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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