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天才の遺伝子の影響は小さい

情報元
'Smart genes' prove elusive

頭の良さは遺伝子で決まるのかというのは多くの人にとって気になるところ。この関係を調べる研究はこれまでにも行われており、以前このブログではKlothoという遺伝子変異体が頭の良さに影響しているかもという記事を書いたことがあります。他にも双子の研究による知性、個性、行動の遺伝的影響というのは何度も行われています。ただ、個人差の影響も大きく、再現性が取れないということも少なくありません。

今回の研究チームは以前12万人以上の人の協力のもと、学歴と遺伝子の変異の関係を調べており、3つの変異が学歴に影響していることを突き止めました(ただし、影響は小さいようです)。今回の研究はそのフォローアップになります。今回は最初に、前回のデータをもとに学力とのつながりが最も大きい69個の遺伝子変異体を選びました。さらにもっとダイレクトにIQとのつながりを調べるために、認識能力テストを受けた24,000人の遺伝子変異体とテストの結果を比較しました。その結果、3つのSNPs(rs1487441, rs7923609, and rs2721173)が学歴でもIQでも高い人に見られるものとして見つかりました。その影響はというと、その変異があると平均してIQが0.3ポイント高かったそうです(IQ85-115の人を対象としている)。つまりDNAは父親由来のものと母親由来のものがあるため、仮に2種類の変異が父親由来のDNAと母親由来のDNA両方にあった場合、まったく変異を持たない人と比較して平均して1.8ポイント高くなるということになります。

今回の結論は頭の良さに遺伝子の影響があるか否かということに関して決定的な証拠はありません。しかし、弱いながらも何らかの関連はあるものと考えられます。いったいIQの高低はどの様にして決まるのか非常に気になります。コントロールできるものなら日本を天才の国にしたいものです。

元の論文
Common genetic variants associated with cognitive performance identified using the proxy-phenotype method
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