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食物繊維が増えることは熱帯雨林のサルにはよくない

数年前から脂肪の吸収を抑えるトクホコーラが発売され、従来不健康な物の代名詞のような存在だったコーラがトクホを取得したことで大きな話題になりました。なぜ、脂肪が吸収されるかというと、簡単に言えば食物繊維のような物質が加えられており、これが脂肪の吸収を阻害しているというもの。ダイエットに食物繊維は強い味方ですが、現在食物繊維の豊富な食事がサルにとって良くない作用を及ぼす可能性を示した報告がありました。

今回の論文の内容は一部のサルが食べる熱帯雨林の植物の葉の成分を見てみると、以前よりタンパク質が減少し、食物繊維が増えているいう物です。場所はウガンダのキバル・フォレスト国立公園というところで、15年前と30年前のデータと照らし合わせた結果です。サルにとっては高タンパク質、低繊維の食事の方が良く、いわば食事の栄養価が下がっているということです。熱帯雨林は生物の種類は非常に多く、植物の栄養価が下がることで、そこに住む生物の個体数や種類が減ることが考えられます。著者が使ったモデルでは、サルの数が31%減少するだろうとの予測です。

なぜ植物のタンパク質が減少しているのか、原因は不明です。人々は高い栄養価の植物を作り出してきましたが、自然界では真逆の現象が起きています。自然界では栄養価の高い植物は他の生物に狙われやすい分、しっかりと手入れをしなければ育ちにくいというのも真逆の現象が起きる理由かもしれません。もし自分が明らかに栄養を摂りすぎていると思ったら食物繊維の多くなった、栄養価の低い植物を食べてみては?

元の論文
Long term declines in nutritional quality of tropical leaves
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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