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ハエの報酬の思考回路

季節はすっかり秋ですね。
私たち人間は色々な欲を持っており、色々なものが報酬となります。食欲のような避けがたいものや、物欲のようなものでは、報酬の種類が異なり、脳内のドーパミンを放出するニューロンも違います。今回、もっと下等なハエにも複数種類の欲求があり、報酬を得たときの神経回路が異なることが分かりました。

今回実験に用いたハエは、水が十分に得られるところでは、比較的乾燥したところを好みます。しかし、水が足りなくなると捜し求め始めることがわかりました。この行動をとる際、脳内ではドーパミンを放出するニューロンによって起きていました。ただし、砂糖のようなものを報酬とした場合とはことなるニューロンとは別のものでした。

心理学的には報酬を「ほしい(wanting)」、「学ぶ(learning)」、「好み(liking)」の3つに分けることができます。報酬となるものを資源として欲する、報酬の価値を考える、口にあうもの(好きなもの)かという違いです。今回の場合、砂糖と水で異なる神経回路を使っており、この3つを使い分けているものと思われます。実はこういった報酬の回路は哺乳類と似ていて、進化的には昔からあるものであると考えられます。報酬に対する考え方は今も昔も同じってことです。

元の論文
Neural correlates of water reward in thirsty Drosophila
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