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エボラの感染ルート

各種報道でご存知かもしれませんが、西アフリカを中心に流行中のエボラ出血熱が、アメリカに広がりました。西アフリカと違い、アメリカは日本からの渡航者も多いことと思います。それはつまり感染してしまうリスクが上昇してしまうということです。今回は各自がエボラウイルスから身を守るためにもに、エボラウイルスの感染ルートに関する論文を少し古いものですが紹介します。

まず、エボラウイルスは空気感染はせず、水を介して感染します。そのため人から人へ感染する際は、直接の接触、あるいは椅子などを介した間接的な接触によって起きる可能性があります。今回紹介するのは、患者のどんな体液からエボラウイルスが見つかったかを調べたものです。この論文は2007年に出版されたもので、2000年にウガンダでエボラ出血熱が流行した際に調べたものです。結果は以下の通り。順番は体液の種類、陽性のサンプル数、調べたサンプル数で、カッコ内は%です。

唾液   8/12 (67%)
肌    1/8 (13%)
尿   0/7 (0%)
吐瀉物 0/1 (0%)
痰    0/1 (0%)
母乳  2/2 (100%)
糞便   2/4 (50%)
汗   0/1 (0%)
涙    1/1 (100%)
鼻血  1/1 (100%)
シラミ 0/1 (0%)
精液  1/2 (50%)

さらに、患者が入院している病院の内外の様々なところにエボラウイルスが検出されるか調べました。ウイルスが見つかったのは患者の血が付いた医師の手袋と体の静脈注射部位だけで、例えばベッドなどからは検出されませんでした。

サンプルの数もあまり多くは無いのですが、現在のところこれ以上のデータは無いのではないかと思います。皆さんの役に立つかは分かりませんが、この情報が有益になることを祈ります。

元の論文
Assessment of the Risk of Ebola Virus Transmission from Bodily Fluids and Fomites
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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