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植物に学んだ心臓

日本を中心にiPS細胞等を用いた再生医療が盛り上がっていますが、実際に多くの人がその技術の恩恵を享受するのはまだまだ先の話。例えば現在のところ心臓に問題があれば、心臓を再生するよりも人工の心臓弁のような人工物で補うという方法がとられます。ただ、一つ問題があってこういった装置の表面に血液の細胞などがくっつき、塊が出来て血栓となり、血液が流れなくなってしまうことが起きることがあります。今回、そういった塊が出来にくいようにするコーティング技術が開発されました。

今回の方法は食虫植物が使う方法を参考にしています。食虫植物の口(という表現でいいのかな?)の中は、虫が入ったときに奥にすべる落ちるようにつるつるになっています。筆者らはこれに倣い、パーフルオロカーボンというもので二層にコーティングしました。パーフルオロカーボンでコーティングしたチューブを豚に移植してみたところ、抗血液凝固剤なしでも塊が出来きないことが確認できました。

塊が出来るのは血液の細胞だけでなく、微生物によるものの場合もあり、微生物も塊を作りにくくなっていたそうです。体内に埋め込む機器だけでなく、血液に触れる色々なものに応用できそうです。

元の論文
A bioinspired omniphobic surface coating on medical devices prevents thrombosis and biofouling
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