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マウスに人の小腸を作らせることに成功

再生医療が実現しつつあるのですが、まだまだ課題も多いのがこの分野。例えば機能を有する器官を幹細胞から作るというのは簡単ではありません。今回、アメリカのチームがマウスにヒトの小腸を作らせることに成功しました。

これまでもES細胞やiPS細胞から腸組織を作る研究はもちろん行われてきました。一応小腸のようなものは出来るのですが、成長と共に生理学的な変化や構造的な変化があったり、機能が不完全になったりしてしまうものでした。方法としてはin vitroで増殖させた腸のような組織をマウスの腎組織へ移植すると、成熟が進み、機能的な小腸が出来上がるというもの。形態等をみても陰窩や絨毛の様な物が出来ていました。さらに粒子の血液中への吸収や消化酵素活性といった腸としての機能も見られました。さらにホストであるマウスの腸を外科的に削除すると、移植したヒトの腸が成長・適応し、マウスの血中のシグナルにも反応するということが分かりました。

この成果は腸の発生や生理学的な研究、さらに新薬の開発にも大いに役立つものと思います。発生生物学とかの分野は進歩が著しいですね。

元の論文
An in vivo model of human small intestine using pluripotent stem cells
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テーマ:テクノロジー・科学ニュース - ジャンル:ニュース

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