スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チェルノブイリの生態系に異変?環境に適応できている鳥が増殖中らしい。

情報元
ScienceShot: Some Birds Thrive in Chernobyl's Radioactive Glow
sn-chernobyl.jpg
(Alex Kühni/Flickr/Creative Commons; (inset) T.A. Mousseau and A.P. Møller (2011))
歴史上最悪の原子力発電所事故で知られ、28年前に原発がメルトダウンしたチェルノブイリ。多量の放射線が降り注ぎ、人が住めるような環境ではなくなってしまいました。ただ、幸か不幸か、放射線が生態系に与える影響を調べるには最適な環境であるともいえます。

そこで今回、チェルノブイリにおける生態系、特にシメ(すずめの一種。写真の鳥)など16種の鳥に注目して調べました。驚くべきことに、一部の鳥にとっては放射線が体に有利に働いているということが分かりました。通常、放射線に被曝すると、フリーラジカルが作られ、遺伝情報が失われ、最悪、死に至ります。フリーラジカルの効果を中和してくれるのが、抗酸化物質というものです。しかし、シメなどの鳥の抗酸化物質レベル、DNAのダメージ、健康状態を調べると、抗酸化物質レベルが高く、健康状態もかえって良かったのです。つまり、慢性的に低レベルの放射線を浴びることで、酸化ストレスに非常に強くなっていたのです。ただ、2種類の鳥だけは、抗酸化物質が失われ、羽に通常はないピンク色のメラニン色素がみられたそうです。

すでに一部の鳥は放射線に被曝する環境でも生きられるように適応しているようですね。日本も福島第一原発のことがあるので他人事ではありません。チェルノブイリの生態系の変化は、日本にとっても参考になるので今後も注目する必要がありそうです。

元の論文
Chronic exposure to low-dose radiation at Chernobyl favors adaptation to oxidative stress in birds
スポンサーサイト

テーマ:海外ニュース - ジャンル:ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。