スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

若返り因子GDF11を発見

先日「究極のアンチエイジングはドラキュラにあり!」というエントリーで少し触れましたが、若い人やマウスの血液に含まれる若返り因子GDF11が報告されました。この発見は筋肉の若返りと脳の若返りの2報にわけて報告されています。

筋肉の若返りのほうはサテライト細胞という筋繊維にくっついている幹細胞に注目しました。この細胞は年とともに減ったり、ダメージを受けたりし、筋肉の再生能力が落ちていく原因となります。内容を簡単にまとめるとparabiosisまたはGDF11の投与でその数や再生能力の改善がみられ、運動能力も向上しました。

脳の若返りでは、脳の血流と嗅覚野に注目しています。脳の血流の減少が加齢と共におき、神経幹細胞の増殖や脳の機能が低下する原因と考えられています。筋肉の論文同様、parabiosisまたはGDF11の投与で血流が良くなり、神経幹細胞の増殖がみられ、嗅覚の機能も向上しました。

今回は脳の全体を見たわけではないですが、海馬等の機能も回復している可能性もあるそうです。血液の中には他にも若返り因子があるかもしれませんが、GDF11だけでもかなり回復しているようです。今後、若い人の血やGDF11が美容産業やスポーツ産業など様々な産業に大きな変化をもたらしそうです。まだ倫理的な問題や安全性が不明という点があるものの、個人の倫理観やスポーツのルール等に変化と議論をもたらすのは間違いないと思います。例えば、若い人の血の輸血やGDF11の投与はドーピングにあたるのかといった議論は出てくると思います。

元の論文
Restoring Systemic GDF11 Levels Reverses Age-Related Dysfunction in Mouse Skeletal Muscle
Vascular and Neurogenic Rejuvenation of the Aging Mouse Brain by Young Systemic Factors
スポンサーサイト

テーマ:海外ニュース - ジャンル:ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。