スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

胎盤のマイクロバイオームが早産の原因かも

情報元
Placenta Harbors Bacteria, May Impact Fetal Health

昨日に引き続きマイクロバイオームのお話です。今回はこれまで無菌状態であると考えられてきた胎盤のマイクロバイオームです。

これまで胎盤は無菌状態で、生まれるときに膣等で菌にはじめて曝されると考えられてきました。しかし、最近生まれたての子供の腸内にすでに細菌がいるようだという報告があり、どこからこの菌はやってくるのかと議論されていました。今回、これまでの考えに反して量は少ないものの、胎盤にも細菌叢が形成されていることが分かりました。その構成を見てみると、皮膚、腸、口、子宮などと比べてみてもどれとも違うものでしたが、口の中に最も近い構成でした。特徴としては、プロテオバクテリアが多く、 テネリキューテスが胎盤にのみ見られる点です。次に出産するタイミングごとに分けてみると、早産の場合とそうでない場合には胎盤での細菌叢の構成が違い、早産の場合には ブルクホルデリアが多く、パエニバチルスが少ないことが分かりました。

口内の細菌叢と胎盤の細菌叢が似ていることから、口内の細菌が血液等を通して胎盤に運ばれているのではないかと考えられます。じつはこれまでに歯周病と早産に相関関係があることが知られており、今回明らかになった細菌叢が早産の原因になっている可能性があるのです。胎盤は妊娠初期に形成されるので、これから子供を作る方はまず歯医者に行くことをお勧めします。あと抗生物質は胎盤の細菌叢を変える可能性があり、妊娠期間の服用はお勧めできません。

元の論文
The Placenta Harbors a Unique Microbiome
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。