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レーザーで歯が再生できる

情報元
Zap! Laser Regrows Teeth

iPS細胞をはじめとする再生医療に現在注目が集まっています。理論的にはiPS細胞で体のあらゆる部分を再生できますが、現実問題としてiPS細胞の作製、培養にかかる費用的な負担や、作った組織の外科的な移植による患者の体力的な負担、安全性など無視できない大きな問題があります。なのでもっとシンプルに体を再生できる手法があると良いのです。今回、低出力レーザーで歯の再生ができることがラットで確認できました。

レーザーは既に歯医者では使われています。ただし、それはレーザーのエネルギーをドリルのかわりに使うと言う手法でした。今回の研究ではラットのちょっとだけ欠けた歯に低出力レーザーを照射すると歯の象牙質が形成されました。メカニズムを調べていくと、まずレーザーによって活性酸素が作られることが確認できました。そしてこの活性酸素が成長因子であるTGFβを活性化します。そしてこのTGFβが歯の幹細胞の分化を誘導しているため、歯が再生されることが分かりました。この効果はTGFβ受容体をノックアウトすると見られませんでした。

重要なことはもともと体内にある幹細胞を上手に誘導できればiPS細胞なしでも再生できる可能性があると言う点。今回の研究はラットによるものですが、レーザーを導入している歯医者もあるため、ヒトで同様の効果が認められれば歯の再生はすぐに可能になると思います。虫歯になりやすい人は歯の再生が可能になる日まで何とか自分の歯を残して起きたいものですね。

元の論文
Photoactivation of Endogenous Latent Transforming Growth Factor–β1 Directs Dental Stem Cell Differentiation for Regeneration
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テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

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