スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベージュ脂肪細胞の作り方

先週金曜日に「カロリーを消費する新しい方法」というタイトルで書いたように、今回もベージュ脂肪細胞のメカニズムに関する論文を紹介します。脂肪細胞には褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞があり、褐色脂肪細胞は熱を作り出し、生きるために必要なもので、白色脂肪細胞はエネルギーの貯蔵庫として働きます。ベージュ脂肪細胞は簡単に言うと白色細胞は褐色脂肪細胞っぽくなったものです。なので、ダイエットにはベージュ脂肪細胞を作ることが重要です。これまで、IL-4とマクロファージの活性化が必要なことはわかっていたのですが、それ以上のことは不明でした。

今回はそのメカニズムの特定をしました。唯一知られているベージュ細胞を作る方法は寒い環境で育てること(今回なら気温5度でマウスを飼育)で、そのメカニズムです。非常に長いのでメカニズムをまとめると、寒い環境におかれ、マクロファージを活性化させる経路には2つあり、好酸球がIL-4を生産してそれを受け取るというものと、寒さによるストレスを受けたところにモノサイトをケモカイン受容体のCCR2を通してつれてくるというものです。その後マクロファージはチロシン水酸化酵素を発現し、白色脂肪細胞のベージュ化に必要なカテコールアミンを生産するというものでした。そしてIL-4を注射すると、ベージュ細胞が寒い環境でなくても増えること、肥満モデルマウスでは代謝障害が改善されました。

どんどんダイエットが簡単になっていきますね。でも、簡単に減らせるようになっても、やはり過食は寿命を縮めることになりかねないし、全く運動しないと何かと健康に良くないです。肥満になたっらどうするかではなく、ならないためにはどうするかが大切だということをお忘れなく。

元の論文
Eosinophils and Type 2 Cytokine Signaling in Macrophages Orchestrate Development of Functional Beige Fat
スポンサーサイト

テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。